危険負担-【グーホーム賃貸】不動産用語

危険負担 きけんふたん

危険負担とは、売買契約などにおいて、当事者である双方に責任がない事由によって債務が履行不能となった際に、双方の損害の負担を定めるためのルールです。不動産取引においては、台風や地震などの天災により対象不動産が滅失してしまった場合や、近隣の建物からの延焼によって全焼してしまった場合などに危険負担のルールが適用されます。このような状況が発生した際には、民法または契約上の危険負担の規定に従って双方の負担割合を決定します。危険負担の取り決めを契約書に記載するか否かは任意です。記載する場合は、危険の移転時期や期間について、民法の規定よりも不利にならないように確認しておくことが大切です。

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