借地権割合-【グーホーム賃貸】不動産用語

借地権割合 しゃくちけんわりあい

「借地権」は、土地を所有せずに他人から地代を支払って土地を借り、その上に建物を建てる権利を指します。これは、自身が土地を所有している「所有権」とは違いがあります。借りる側が持つ「借地」権利と、所有者(地主)が持つ「底地」権利の割合を示すのが「借地権割合」と呼ばれるものです。借地借家法により、借地権は財産の一部と認められており、それゆえに売却や譲渡が可能です。土地自体の所有者であるかどうかにかかわらず、この借地権は相続の際には課税対象となります。その課税額を計算するために、土地の評価が行われます。その評価の際に重要な要素となるのが「借地権割合」です。この借地権割合は、国税庁によって30%から90%の範囲で設定されています。しかし、その具体的な数値は地域により異なるため、地元の規定や評価基準を参照することが重要です。

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